2014年8月25日月曜日

マレーシアから連帯の声!「憲法9条にノーベル平和賞を」の取組がマレーシアのマラヤWWII歴史研究会の皆様より第一回 「アジア平和賞」を受賞いたしました。

たくさんの皆様の「憲法9条にノーベル平和賞を」の主旨にご賛同・ご支援・ご協力心から感謝申し上げます。

2014年8月15日に、受賞対象を「日本国憲法を67年以上もの間堅持し続けている日本のすべての人々」とした上で、具体的に「憲法9条にノーベル平和賞を」の取組がマレーシアのマラヤWWII歴史研究会の皆様より第一回 「アジア平和賞」を受賞いたしました。

この賞は、「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会ではなく、戦後からもう二度と戦争はしないと心に誓い悲しみとともに憲法9条に希望をもって「戦争の悲惨さ」と「平和の大切さ」を語り継いでくださってきた多くの方々、またその思いを引き継ぎ、今、特に 憲法9条を共有し、守り、活かし、世界に広めるために「憲法9条にノーベル平和賞を」と願い、ご賛同・ご支援・ご協力くださり、自主的に、また自発的に取組を広めてくださっている世界中の皆様お1人お1人に贈られたものとして受け止めております。

今現在、実行委員会で推薦人としてお名前を公表してくださっている推薦人の先生は国内外から合計97名、賛同署名は世界中から合計26万人を超えております。実行委員会では把握できないく程、多くの方々が草の根で、平和を願い、憲法9条を共有し、守り、活かし、広めるために多大なるご尽力をくださっております。

そして、多くの方々が世界向けて発信したメッセージに、憲法9条を世界に輝かせるため、マレーシアのマラヤWWII歴史研究会の皆様が「アジア平和賞」という形で、連帯と賛同と激励を送ってくださったと思っております。

マラヤWWII歴史研究会は、実行委員会で推薦人としてお立ちくださっている高嶋伸欣名誉教授(日本琉球大学名誉教授)と共に長年に渡って 平和を願い、第二次世界大戦の惨禍を繰り返さぬよう、戦争の実態を研究し、後世に引き継ぐ働きをされています。
そして、 受賞理由の最後を「マラヤWWⅡ歴史研究会としては、日本の権力者たちの政治的な動きとは別に、戦争体験を厳しく総括して、戦後の平和主義国家日本の姿勢をどこまでも守り通すことで、アジアの近隣諸国をはじめ、世界からの信頼をより確実なものにしたいと努力を重ねている日本の草の根の市民に、心から共感と声援を送ることで、アジアの平和確立を目指す賞の意味に相応しいと考えた。」と結んでいます。

この運動に寄せられた多くの署名、その署名に添えられた多くの励ましの言葉とともに、このアジア平和賞の受賞を共有し、日本国憲法がより多くの国民のものとなり世界のものとなることを願って喜びの言葉とします。

7月1日に「集団的自衛権」の行使容認を閣議決定し、日本国政府が民意を無視して暴走している今こそ、世界中の平和を愛する人々と手をつなぎ、戦争しない憲法9条を守り、活かし、広めたいと切に願っております。また、その実現に向けて「ノーベル平和賞」への推薦人が増える事と賛同署名100万人を目指しております。

●日本語版ネット署名 ⇒ http://chn.ge/1bNX7Hb
●英語版ネット署名  ⇒ http://chn.ge/1bU0pay
●韓国語版ネット署名 ⇒ http://chn.ge/SX9NHa
●中国語ネット署名  ⇒ http://chn.ge/1kRuUIJ

どうか、引き続き、世界中に戦争しない憲法9条を掲げ、平和と友好の輪を広めてください。どうぞよろしくお願い申し上げます。

平和への願いと感謝を込めて
 「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会

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 第一回マラヤWWII歴史研究会“アジア平和賞”受賞理由

日本の平和憲法は1947年5月3日に施行されたもので、好戦的な大日本帝国憲法と違い、この新憲法の9条は次の事を明言した。

 「①日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。② 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」

 簡単に言うと、日本人は再び他国を侵略しないと誓っている。
 残念ながら、この進歩的な思想と憲法は次第に力が回復している日本の右派な政治家や軍国の遺臣や遺民の陰謀術策のもとで、数々の危機に直面している。彼らは巧妙に拡大解釈など邪道でその変質を加速しており、再び日本を平和国家から好戦的な国家に変身させ周辺国家に脅威を与え、その地域の安定を破壊している。
  これに鑑みて、厳格かつ真剣な審査を経て、本研究会は第一回マラヤWWII歴史研究会「アジア平和賞」の受賞対象を「日本国憲法を67年以上もの間堅持し続けている日本のすべての人々」とした上で、具体的な受賞者は「この日本の人々の心を世界中に伝え広めるという意図で、第9条へのノーベル平和賞授与を求める運動をよびかけ、全国的な運動にした“『憲法9条にノーベル平和賞を』実行委員会”」が最もふさわしいと判断した。
 マラヤWWII歴史研究会としては、日本の権力者たちの政治的な動きとは別に、戦争体験を厳しく総括して、戦後の平和主義国家日本の姿勢をどこまでも守り通すことで、アジアの近隣諸国をはじめ世界からの信頼をより確実なものにしたいと努力を重ねている日本の草の根の市民に、心から共感と声援を送ることで、アジアの平和確立を目指す賞の意義に相応しいと考えた。

 第一届 马来亚二战历史研究会 “亚洲和平奖” 颁奖典礼 
【第一回 マラヤ第二次世界大戦歴史研究会 「アジア平和賞」授賞式】 2014.8.15 P14-15より

*2014-09-12 受賞理由の日本語表記をマラヤ第二次世界大戦歴史研究会の承諾の上、意味が変わらない範囲で修正しました。


関連記事:

●中國報新聞 14 Aug 2014 
「馬來亞二戰歷史研究會頒發 2日本人領和平獎」
http://www.chinapress.com.my/node/551751
●星洲日報 2014-08-14
「馬來亞二戰歷史研會‧今頒和平獎給日1團體」
http://news.sinchew.com.my/node/381512?tid=1
●東方日報 2014年8月15日
「日民间组织获亚洲和平奖」
http://www.orientaldaily.com.my/index.php?option=com_k2&view=item&id=132570:&Itemid=113
●南洋商報 2014-08-16
南洋社论:「珍惜和平不要战争」
http://www.nanyang.com/node/642466?tid=524