2016年10月8日土曜日

2016年度ノーベル平和賞の受賞発表を受けて

たくさんの皆様のご支援ご協力に心から感謝申しあげます。

戦争しない憲法9条を輝かせるために、日本をはじめ、たくさんの国の方々にもご支援ご協力いただきまして、本日、受賞発表の日を迎えられました事を心から感謝申し上げます。

 本日、2016年度のノーベル平和賞が発表され、和平実現のご尽力してこられたコロンビアのサントス大統領が受賞されました。 サントス大統領に心からの敬意と祝意を表します。

 「憲法9条を保持する日本国民や9条関連の候補者の受賞は成りませんでしたが、ここに72万058筆の署名をしてくださいました皆様、推薦人になってくださいました皆様、韓国をはじめ、マレーシア、コスタリカなどこれまでご支援ご協力くださいました世界中の皆様に心からの感謝と御礼を申し上げます。

 2015年、憲法違反の安保法制が強行可決され、2016年参議院選挙の結果、衆参両議院で改憲勢力が3分の2を占め、改憲発議が可能な状況になりました。
いま、憲法は危機に直面しておりますが国の最高規範である憲法は変っておらず、今現在も憲法に反する法律は無効です。(憲法98条)

 わたしたちは、「戦争の放棄を定める憲法9条を保持する日本国民」が、憲法を基に、世論・選挙・裁判などの非暴力な方法で、国家権力を縛り、憲法違反の安保法制を廃止し、憲法の柱である「基本的人権の尊重」、「国民進権」、そして「平和主義」を取り戻せるものと確信しています。

 そして、戦争の絶えない世界の中で、戦争の放棄を定めた憲法9条を世界に輝かせ、人類未踏の軍事力によらない平和の実現に向けて貢献していくことを願い、憲法が憲法である限り取り組みを続けます。

平和を願う1人1人の小さな声と力を合わせて、引き続き、憲法9条を守り、活かし、世界に広めていきましょう。

平和への願いと感謝をこめて

「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会
2016-10-7



10月9日11時時点でネットにアップされている記事一覧

憲法9条、またもノーベル平和賞を逃す 相模原で実行委員会が会見

ニフティニュース - 
一方、参院選後、憲法改正の発議に必要な衆参両院の議席「3分の2」を改憲勢力が得たことに、実行委員会は懸念を募らせる。それでも、世界各地で紛争がやまず、テロの惨劇が繰り返されているからこそ、「今までになく日本国憲法の理念の崇高さ、歴史的意義に思いを深めて ...

憲法9条ノーベル平和賞を」は受賞逃す

BIGLOBEニュース - 
今年のノーベル平和賞にノミネートされていたものの、惜しくも受賞を逃した『「憲法9条ノーベル平和賞を」実行委員会』の代表は、会見で次のように述べました。 「受賞はなりませんでしたが、ここに72万58筆の署名をしてくれた皆さん、推薦人の皆さん、韓国、マレーシア、 ...

<いま読む日本国憲法>(特別編) 現状、9条に逆風
2016年10月8日 中日新聞

「ノーベル平和賞を」 三度目の正直ならず 実行委「あきらめず世界に訴え」 /神奈川
2016年10月8日 毎日新聞

憲法9条ノーベル賞を」今後も活動続ける

NHK - 
憲法9条を持つ日本国民にノーベル平和賞をと訴えてきた実行委員会のメンバーや支援者は神奈川県相模原市の公共施設に集まり、インターネットを通じた中継で発表の様子を見守りました。受賞がかなわなかったことが伝えられると関係者からは惜しむ声があがっていました。

ノーベル平和賞ならなかったけど…9条世界に広めたい 受賞目指し活動 実行委会見

東京新聞 - 
ノーベル平和賞の候補に挙がっていた「憲法9条を保持している日本国民」が受賞を逃した7日、活動を推進してきた相模原市の市民団体「憲法9条ノーベル平和賞を」実行委員会が市内で会見した。「9条の持つ価値、平和実現のための手段としての重要性は変わらない」と強調 ...